誰でもできる職員面談のステップ3

① 導入|面談が苦手な上司のために

「面談って、何を話せばいいのか分からないんです」
「しゃべりすぎて、結局“指導”みたいになってしまって…」

そんな声を、現場のリーダーや中堅職員からよく聞きます。

でも、面談は“上手に話す”よりも、
“一つのテーマに絞って、相手と一緒に考える”ことができれば十分です。

② 本題|誰でもできる!職員面談の3ステップ

Step 1|「最近どう?」で入ってOK。でも、笑顔で。

最初からかたい話をする必要はありません。
「最近どう?」や「この1ヶ月どうだった?」という自然な入りで、
相手の表情や空気を感じることが大切です。

大事なのは、**“話す内容”より、“安心して話せる雰囲気”**をつくること。

Step 2|「ひとつだけ、振り返ろう」

福祉現場は忙しく、たくさんのことを一度に振り返るのは難しい。また、面談当日も利用者・職員同士のやり取りのなかで、いろんな感情が頭の中を駆け巡っている。
だからこそ、Live aliveでは「1つだけでいい」と伝えています。

  • この1ヶ月で、自分なりに頑張ったことは?
  • うまくいったと思えた瞬間は?
  • 来月、自分で1つ工夫できそうなことは?

シングルフォーカスの対話が、自己効力感と次のアクションにつながります。

Step 3|「次、どうしようか?」で終える

最後に、「じゃあ、来月どうしようか?」で終えましょう。
ここでも、あくまで“1つだけ”でいい

  • 利用者対応でも、記録でも、後輩指導でも
  • 自分で決めた1つがあることが、職員の“手応え”につながります

「うまく言えなかったらどうしよう」と上司が不安になる必要はありません。
話すより、聞く。決めるより、一緒に考える。
それだけで面談は立派に機能します。

③ まとめ|“聞く”ことが信頼をつくる

面談の目的は、“評価”ではなく、“対話”です。

  • しゃべりすぎず
  • 一つに絞り
  • 自分で言葉にしてもらう

その繰り返しが、職員の中に**「見てもらえている」という感覚**を育てていきます。

完璧な面談なんて必要ありません。
大切なのは、「また来月話そうね」と言える関係性です。

面談に使えるテンプレも用意しています

Live aliveでは、福祉現場で“無理なく・形骸化せず”続けられる、
面談テンプレートや対話支援ツールを提供しています。

「面談を制度の“心臓部”にしたい」と思った方は、ぜひ一度ご相談ください。

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