支援を届ける人が“支援される”組織へ

①「職員が泣いて辞めたんです」

先日、ある施設長からこう聞きました。

「頑張っていて、折れそうな気配など全く見せなかった職員が、“もう無理です”と泣いて辞めていったんです。周囲は気づけなかった。むしろ、頼っていたくらいで…」

福祉の現場では、「支える人」が“支えられないまま潰れていく”ことが少なくありません。


② 現場で起きていること|支援者が孤立していく構造

福祉の仕事は、相手の困りごとや課題に向き合い続ける“感情労働”です。

  • 利用者や家族への気遣い
  • 他職種との連携
  • 職場内での後輩育成や業務調整

その中で、「自分はどう感じているのか」「誰に助けを求めていいのか」がわからなくなる。

結果、**“がんばっている人ほど、ある日ぽっきり折れてしまう”**現象が起きてしまうのではないでしょうか。


③ じゃあどうすればいい?|「支援される職員」を制度でつくる

支える人が支えられる職場をつくるためには、
“気づき”や“優しさ”だけでは限界があります。

必要なのは、制度として「支援される仕組み」を整えることです。

たとえばLive aliveでは、以下のような仕掛けを設けています:

  • 毎月1回のキャリア支援面談(業務以外の話をする場)
  • 「感情の棚卸しシート」で“言語化”を支援
  • スタッフ同士のフィードバックワークを定例化

これらはすべて、「私はここにいていい」と職員が思える**“土台”づくり**です。


④ まとめ|「支援する職員を守る」ことは、法人の使命

職員は“資源”ではありません。“支援の主体”です。

だからこそ、制度や文化で支えなければ、
いつか“組織そのものが支援できなくなる”という日が来てしまいます。

支援を届ける人が、支援される。
そんな当たり前の職場を、Live aliveは制度設計と育成支援から一緒につくっていきます。


Live aliveは“制度で支援される職場”をつくります

  • 面談制度
  • キャリア支援
  • 内部相談体制の設計

「職員が安心して話せる場をつくりたい」と感じたら、
まずは一度ご相談ください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


関連記事